オブジェクトの再定義は作図を変更するのに非常に融通の効くツールです。作図手順の作図ステップの順序を変更するかも知れないことに注意して下さい。
GeoGebra では、オブジェクトは次のような方法で再定義できます:
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移動ツールを選択し、数式ビューのオブジェクトをダブルクリックします。
o 自由なオブジェクトに対しては、編集フィールドが開き、オブジェクトの数式表現を直接変更できます。Enterキーを押しこれらの変更を適用します。
o 従属性のあるオブジェクトに対しては、再定義ダイアログが開き、オブジェクトの再定義ができます。
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移動ツールを選択し、グラフィックスビューでオブジェクトをダブルクリックします。すると再定義ダイアログが開き、オブジェクトを再定義できます。
· 入力バーに名前と新しい定義を入力すると、オブジェクトを変更できます。
· プロパティダイアログを開き、'基本' タブでオブジェクトの定義を変更します。
注意: 固定されたオブジェクトは再定義できません。固定されたオブジェクトを再定義するには、プロパティダイアログを用いてそのオブジェクトを自由にする必要があります。
例:
· 自由な点 A を、すでにある直線 h の上に配置したいときは、点 A の再定義ダイアログウィンドウを開き、現れるテキスト欄に Point[h] と入力し、'OK' をクリックします。この点を直線上から取り除き再びこの点を自由にするには、(1, 2) のようなどこかの自由な座標に再定義する必要があります。
· 他の例は、2点 A と B を通る直線 h を線分に変更することです。直線 h の再定義ダイアログを開き、現れるテキスト欄に Segment[A, B] と入力します。