ブレース {} を使って、いくつかのオブジェクト(例: 点、線分、円)のリストを作成できます。
例:
· L = {A, B, C} は, 事前に定義されている3点 A, B, C からなるリストを与えます。
·
L = {(0, 0), (1, 1), (2, 2)} は、無名であっても、入力された点のリストを与えます。
注意:
デフォルトではこのリストの要素はグラフィックスビューには表示されません。
2つのリストを比較できます:
· list1 == list2: 2つのリストが等しいかどうかチェックし、等しければ true、等しくなければ false を結果として返します。
· list1 != list2: 2つのリストが等しくないかどうかチェックし、等しくなければ true、等しければ false を結果として返します。
注意: 演算や、事前に定義された関数をリストに適用すると、結果としては常に新しいリストが返ります(訳注: 元のリストが変更されるのではない)。
加算と減算の例:
·
List1 + List2: 2つのリストの対応する要素を加えます。
注意:
2つのリストは同じ長さでなくてはなりません。
· List + Number: リストのすべての要素に数値を加えます。
·
List1 – List2: 1つ目のリストの要素から、2つ目のリストの対応する要素を引きます。
注意:
2つのリストは同じ長さでなくてはなりません。
· List – Number: リストのすべての要素から数値を引きます。
乗算と除算の例:
·
List1 * List2: 2つのリストの対応する要素を掛けます。
注意:
2つのリストは同じ長さでなくてはなりません。
注意:
2つのリストが積を計算できるサイズの行列ならば、行列の積になります。
· List * Number: リストのすべての要素に数値を掛けます。
·
List1 / List2: 1つ目のリストの要素を、2つ目のリストの対応する要素で割ります。
注意:
2つのリストは同じ長さでなくてはなりません。
· List / Number: リストのすべての要素を数値で割ります。
· Number / List: 数値を、リストの各要素で割ります。
他の例:
· List^2: リストの各要素を2乗します。
· sin(List): リストの各要素にサイン関数を適用します。