レイヤー

GeoGebra では、複数のオブジェクトの上でユーザーがクリックした時に、どのオブジェクトを選択したりドラッグしたりするか決めるのに、レイヤーが使われます。

 

デフォルトでは、すべてのオブジェクトは、グラフィックスビューの基本的には '背景' レイヤーであるレイヤー0に描画されます。全部で10のレイヤーが利用でき(数値は0から9)、大きい数値のレイヤーは小さい数値のレイヤーの上に描画されます。

 

プロパティダイアログ '上級' タブを使うと、オブジェクトの属するレイヤーを変更できます(レイヤー0から9が利用できます)。一旦、少なくともひとつのオブジェクトのレイヤー番号を違う番号に変更すると(例えばレイヤー3)、すべての新規のオブジェクトは、使用されている最大の番号を持つレイヤーに描画されます。

 

注意: 何かのオブジェクトを選択した後、編集メニューからアイテム ' 現在のレイヤーを選択' を選択すると(キーボードショートカット: Ctrl-L)同じレイヤーのオブジェクトをすべて選択できます。このメニューアイテムは、はじめに選択したオブジェクトがすべて同じレイヤーにあるときに有効です。

 

レイヤーの進んだ利用方法:

·        オブジェクトの SVG エクスポートでは、レイヤーでグループ化されます。

·        レイヤーはGeoGebra アプレットの  JavaScript インターフェイスを用いて制御できます。


www.geogebra.org