作図手順を使う

表示メニューの '作図手順...' を選ぶと、対話的な作図手順にアクセスできます。作図手順とは、すべての作図ステップの表です。作図手順を使うと、グラフィックスビューの下部にあるナビゲーションバーを利用して、用意された作図ステップを1ステップずつ再生できます。

作図手順における操作と修正

作図手順における操作でキーボードが利用できます:

·        キーボードの '上矢印' で、1つ前の作図ステップに戻れます。

·        キーボードの 下矢印で、次の作図ステップへ進めます。

·        Home キーで作図手順の先頭へ戻れます。

·        End キーで作図手順の最後へ進めます。

·        Delete キーで選択された作図ステップを消去できます。
注意: この操作は選択されたオブジェクトや作図ステップに依存する他のオブジェクトに影響を与えるかも知れません。

 

作図手順におけるナビゲーションをマウスで行うこともできます  :

·        ある行をダブルクリックすると、その作図ステップを選択します。

·        ヘッダの列どれかをダブルクリックすると、作図手順の先頭に移動します。

·        ある行をドラッグアンドドロップすると、その作図ステップを作図手順の別の位置に移動します。
注意: この操作は, オブジェクトどうしの依存関係によっては、いつでも可能というわけではありません。

·        ある行を右クリックすると、その作図手順のオブジェクトのコンテキストメニューが開きます。

 

注意: 作図ステップはどの位置にも挿入できます: 新しい作図ステップを挿入したい位置の下の作図ステップを選択し、作図手順ウィンドウを開いたまま新しいオブジェクトを作成します。 この新しい作図ステップは直ちに作図手順の選択された位置に挿入されます。

 

作図手順ウィンドウの表示メニューのブレークポイント の列を使うと、特定の作図ステップを 'ブレークポイント' に定義できます。 これにより、いくつかのオブジェクトをグループにまとめられます。作図手順をナビゲーションバーを使ってナビゲートしているときに、グループ化されたオブジェクトは一度に現れます。

 

注意: 作図手順ウィンドウの表示メニューを用いると、作図手順のいくつかの列を表示したり非表示にしたり切り替えられます。

ウェブページとして作図手順をエクスポートする

GeoGebraはウェブページとして作図手順をエクスポートすることができます。 まず表示メニューを用いて作図手順を開いておく必要があります。すると、作図手順ウィンドウのファイルメニューを開き、'ウェブページとしてエクスポート' を選択できます。

 

作図手順のエクスポートウィンドウでは、その作図の 'タイトル''著者''日付' を入力でき、グラフィックスビュー数式ビューの画像を含めるかどうかを選択できます。加えて、'色を用いた作図手順' も選べます。この意味は、作図手順のオブジェクトと対応するオブジェクトの色が一致するということです。

 

注意: エクスポートされたHTMLファイルは、任意のインターネットブラウザ(例: Firefox Internet Explorer)で見ることができ、多くのテキスト処理システム (例: OpenOffice Writer で編集できます。


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